ひろ

ひろのDIYキャンピングカー

バンライフクリエイター / DIY愛好家

ハイエース スーパーロング DIY キャンピングカー製作
完全ガイド

プロ級の仕上がりを実現する、科学的根拠に基づいた DIY キャンピングカー製作の全工程を解説。初心者でも理解できる詳細なステップバイステップガイド。

TikTok

DIY 製作の全工程を動画で公開

ハイエース購入から完成まで、すべての製作工程を詳しく発信。初心者でも分かりやすい解説付き。

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🏆 DIYキャンピング車登録完了

ハイエースをDIYでキャンピング車登録した全過程をまとめて紹介。素人でも可能な車両登録の実体験

📚 北海道車中泊・朝の勉強時間

ハイエース北海道車中泊の旅での朝の勉強時間。キャンピングカーでの学習環境と集中できる空間作り

👨‍👩‍👧‍👦 家族で北海道車中泊の旅

息子(7歳)、娘(5歳)の2人を連れたハイエース北海道車中泊の旅。家族でのバンライフ体験記

🗾 北海道車中泊おすすめ13選

北海道車中泊旅行おすすめスポット13選を紹介。また絶対行きたくなる絶景ポイント厳選

🎮 ハイエースでSwitch環境構築

ハイエースでSwitchを準備しながらプレイできるゲーム環境を構築。車中泊での娯楽システム

🔥 FFヒーター自作DIY

ハイエースにFFヒーターを自作で取り付け。冬の車中泊を快適にする暖房システム構築

📱 車中泊で英語学習アプリ開発

ハイエース車中泊、子供が寝た後の時間で英語学習アプリを完成。車内での効率的な開発環境

🎬 プロジェクター設置DIY

ハイエースにプロジェクターを取り付けて車内シアター環境を構築。車中泊での映画鑑賞システム

🌪️ 台風の日のキャンピングカー生活

台風の日にキャンピングカーで楽しく過ごす贅沢な時間。悪天候でも快適な車内空間の魅力

🛏️ 2段ベッドDIY製作

ハイエースに2段ベッドをDIYで製作。限られた空間を有効活用する寝室設計のアイデア

🏰 ディズニーランド車中泊

ディズニーランドでハイエース車中泊。昼休憩中の快適な車内空間とテーマパーク攻略法

❄️ 真冬の白川郷車中泊

二駆ハイエースで真冬の白川郷に車中泊旅行。雪景色の中での極寒キャンプ体験記

❄️ 中華系ルーフエアコン装着DIY

ハイエースに中華系ルーフエアコンをDIYで装着。夏の車中泊を快適にする冷房システム構築

🔧 ルーフエアコン装着Part2

ハイエースに中華系ルーフエアコンを装着せよ②。詳細な取り付け手順と配線作業の実践編

🌪️ 台風でも快適キャンピングカー

台風の日にキャンピングカーで楽しく過ごす贅沢な時間。自然の脅威も楽しみに変える車内空間

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あなたの夢を実現

あなただけの
キャンピングカーを作ろう

市販のキャンピングカーでは実現できない、あなただけの理想の移動住居。DIY で作り上げる喜びと、完成後の自由な旅の日々があなたを待っています。

Nature Background
特徴

DIY キャンピングカーの 4 つの柱

プロ級の仕上がりを実現するための 4 つの重要な要素。これらを押さえることで、市販キットでは実現できない高品質な移動住居が完成します。

Mountain

完璧な断熱・防音

科学的根拠に基づいた三重構造で、四季を通じて快適な室内環境を実現します。山頂の静寂さを車内でも。

Lake

機能的な居住空間

限られたスペースを最大限に活用する、多機能家具と収納システム。湖畔でもくつろげる快適空間。

Waterfall

自立型電力システム

独立型ソーラー発電と大容量バッテリーで、電源のない場所でも文明的な生活を。滝の音を聞きながらも電力は安心。

Beach

四季対応の空調設備

エアコン、FFヒーター、換気システムの組み合わせで、ビーチでも雪山でも快適な室温をキープ。

ガイド

DIY キャンピングカー製作ガイド

初心者でも理解できる、ステップバイステップの詳細な製作工程。プロ級の仕上がりを実現するための全てのノウハウを公開。

断熱工事
第 1 部

基盤 – 車両シェルの準備

静寂な空間の創造(制振・防音・断熱)

快適な居住空間の基礎であり、後付けする空調負荷を軽減する必須工程です。科学的根拠に基づいた「三重構造」のアプローチが不可欠です。

  • 制振: レアルシルト等の制振材を金属パネル中央部に貼り、走行中の振動(太鼓現象)を抑制します。
  • 防音・吸音: 制振材の上にシンサレート等を重ね、空気伝播音を吸収します。
  • 断熱: 壁や天井の空洞にスタイロフォーム等の断熱材を充填します。

完璧なフロアの構築

すべての家具の土台となる、完全にフラットで断熱性の高い床を構築します。

  • 根太(下地)構築: ハイエース特有の波状の床を補正するため、木材で格子状の下地を組みます。
  • 断熱と床板: 根太の間に厚い断熱材をはめ込み、その上に 12mm 厚の合板を固定します。
  • 仕上げ: 耐久性と清掃性に優れた重歩行用ビニールシートを使用します。
第 2 部

居住空間 – インテリアの製作

壁と天井の板張り

軽量な杉や赤松の羽目板を使用します。湾曲した車壁に直接貼ることはできず、まず車両の金属リブに「胴縁(どうぶち)」と呼ばれる木の下地を取り付けます。

多機能スライドベッド

日中はソファ、夜間はベッドとして機能する省スペース設計の心臓部です。

  • 構造: 15mm 厚以上の合板で堅牢なボックスフレームを製作します。
  • スライド機構: 耐荷重 200kg クラスの重量用スライドレールが不可欠です。

ギャレー(キッチンユニット)

シンクと自己完結型の給排水システムを備えたユニットです。12V 水中ポンプ、給排水タンクで構成し、食品衛生法適合のホースを使用します。

内装工事
電装工事
第 3 部

パワーハウス – 完全なサブバッテリー電装システム

配線ガイド

3kW インバーター(250A 以上)には 38sq 等の極太ケーブルと 300A クラスのヒューズが、50A 走行充電器には 8sq 以上のケーブルと 70A クラスのヒューズが必要です。

3 系統の充電システム

Renogy 50A DC-DC 充電器(MPPT 機能付)を中核に据え、走行充電、ソーラー充電、外部 100V 充電を統合管理します。

  • 走行充電: エンジン稼働中のみ充電を行うため、イグニッション信号(D+線)の接続が重要です。
  • ソーラー充電: 175W フレキシブルパネルを高品質な接着シーラントで屋根に固定します。
  • 外部 100V 充電: 車外に防水入力プラグを設置し、専用の AC-DC 充電器を介して充電します。
第 4 部

究極の快適性 – 空調とエンターテイメント

四季対応の空調システム

車両に「大手術」を施し、真の「動く家」にするための装備です。

  • 冷房(12V ルーフエアコン): 「後戻りできない」屋根の穴あけ作業。構造リブの間を狙い、切断面には防錆塗装を施します。
  • 暖房(FF ディーゼルヒーター): 床に穴を開け設置。燃料は車両タンクから専用の取り出し管で供給しますが、この管をエンジンの燃料ピックアップより短くし、ヒーターによる「ガス欠」を防ぎます。

エンターテイメントシステム

長時間の車中泊を快適に過ごすための設備。12V テレビ、サウンドシステム、Wi-Fi ルーターなどを設置し、移動中も快適な生活環境を実現します。

空調システム
8ナンバー登録
第 5 部

8ナンバー登録 – キャンピングカーの完成

構造要件の確認

8ナンバー(特種用途自動車)として登録するための法的要件を満たしているかの最終確認です。

  • 給排水設備: 10L以上のタンクと洗面台等の設置
  • 就寝設備: 乗車定員の1/3以上の就寝スペース確保
  • 炊事設備: 0.3×0.2m以上の調理スペースとコンロ設置
  • 床面積: 合計0.5㎡以上の有効床面積

登録申請手順

陸運局での現車確認を含む、8ナンバー登録の完全な手順を解説します。書類準備から最終的な登録証発行まで、スムーズな手続きを実現します。

¥500,000

DIY キャンピングカー
総製作費用

2

製作期間
(土日作業のみ・月単位)

1

必要作業人数
(人)

実作業ガイド

DIY キャンピングカー製作ツール

安全で確実な製作のために厳選された必須ツール

基本工具セット

インパクトドライバー
丸ノコ・ジグソー
測定・切断工具

電装作業セット

圧着・配線工具
テスター・はんだ付け
絶縁・保護材

安全保護セット

目・耳・呼吸保護具
作業用手袋・安全靴
消火器・応急セット
第1部 詳細

制振、防音、断熱とフロアの製作(第1部)

快適な居住空間の基礎となる、車両シェルの準備工程を詳しく解説します。

静寂な空間の創造

科学的根拠に基づいた三重構造のアプローチで、外部からの騒音を効果的に遮断し、快適な居住空間を作り上げます。

  • 制振材の適切な施工方法と材料選定
  • 防音・吸音材の効果的な配置
  • 断熱材の充填技術と結露対策
  • 完璧なフロア構築の手順
第2部 詳細

インテリアの製作(第2部)

機能性と美観を両立した居住空間の内装製作工程です。

木工作業とインテリア設計

限られたスペースを最大限活用する家具設計と製作技術を解説します。

  • 壁・天井の羽目板張り技術
  • 多機能スライドベッドの製作
  • ギャレー(キッチンユニット)の設計・施工
  • 収納スペースの効率的な活用法
電装システム

完全独立型電装システム(第3部)

3系統の充電方式と大容量バッテリーで、どこでも安定した電力供給を実現する次世代の電装システム。

電装システム図

メインバッテリー

リン酸鉄リチウムバッテリー 200Ah
Alibaba購入 ¥60,000

充電システム

Renogy DC-DCチャージャー
12V/50A/600W MPPT方式

電力変換

正弦波インバーター 2500W
AC 100V 出力対応

ソーラーシステム

175W×8 フレキシブルパネル
12Vシステム 最大1400W発電

システムの特徴

外部電源とインバーター出力を切り替えられる専用スイッチパネルを装備。安全性を考慮した各種ケーブル、ヒューズ、端子類を使用し、信頼性の高いシステムを構築。バッテリー残量モニターで電力消費を可視化し、効率的な電力管理を実現しています。

設備紹介

ハイエースに実装した快適設備(第4部)

プロ級の居住性を実現する、充実の車内設備をご紹介します。

エンターテイメント

エンターテイメントシステム

  • フリップダウンモニター
  • 12V スマートTV
空調システム

空調システム

  • ルーフエアコン
  • FF ヒーター
キッチン設備

キッチン設備

  • 12V 冷蔵庫
  • 電子レンジ
給排水システム

給排水システム

  • 12V 電動ウォーターポンプ
  • 電動蛇口
照明システム

照明システム

  • LED スポットライト 10個
  • 調光可能な間接照明

全ての電装設備は 12V システムで統合管理され、ソーラーパネルとサブバッテリーにより安定した電力供給を実現。車中泊時でも快適な生活環境を提供します。

8ナンバー登録

キャンピングカー登録(8ナンバー)の取得方法(第5部)

2022年4月のルール緩和により、ハイエースの標準ルーフでも登録しやすくなりました。DIYキャンピングカーを合法的に運用するために必要な8ナンバー取得の手順をご紹介します。

構造要件の詳細

就寝設備

乗車定員の3分の1(端数切り捨て)以上の人数が就寝できる広さが必要

  • 1人あたり: 長さ1.8m × 幅0.5m以上

炊事設備

  • 給排水タンク: 10リットル以上
  • 調理用コンロ(卓上カセットコンロ可)

8ナンバーのメリット

税金の軽減

一般的な乗用車(3ナンバーや5ナンバー)と比較して、以下の税金が軽減される場合があります:

  • 自動車税の軽減
  • 自動車重量税の軽減

必要書類の準備

改造申請書

自動車検査証記入申請書の記入と提出

詳細図面

キャンピングカー詳細図面

平面図・立面図を含む改造部分の詳細設計図

改造写真

全方位・内装を含む改造前後の写真

車検証コピー

現在の車検証の写し

申請要件の確認

就寝装置の設置

乗車定員に応じた広さのベッドスペース

調理設備の設置

コンロ等の調理器具の常設

給排水設備の設置

10L以上の給排水タンクの設置

収納設備の設置

キャンピング用品の収納スペース

申請手順

1

陸運局に事前相談

要件確認と必要書類の詳細を確認

2

必要書類の提出

申請書類一式を陸運局に提出

3

現車確認検査

現車確認検査

実車での要件適合確認検査

4

8ナンバー登録完了

登録証の発行と手続き完了

構造要件

キャンピングカー構造要件

8ナンバー(特種用途自動車)登録に必要な構造要件を詳しく解説。法的基準を満たしながら、快適な居住空間を実現するための必須要件です。

構造要件のポイント

これらの要件を満たすことで、8ナンバー(特種用途自動車)として登録が可能になります

給排水設備

10L以上のタンク

就寝設備

乗車定員の1/3以上

炊事設備

0.3×0.2m以上

床面積

合計0.5㎡以上

水道設備と炊事設備の要件

水道設備の基準

給水タンク容量

10リットル以上

の貯水能力が必要

排水タンク容量

10リットル以上

の貯水能力が必要

洗面台等の設置位置

正対して使用可能な位置

他の設備との干渉がない

床面に著しい段差がない

有効高さ要件

基本:

床面から1,600mm以上

洗面台上端が床面から850mm以下の場合:

1,200mm以上

給排水システムの構造

タンクから洗面台等への給水機能を備えた構造であること

就寝設備の要件

必要な就寝人数

乗車定員の1/3以上

(端数切り捨て)

※2人以下の場合は1人分以上必要

大人用就寝設備の寸法

長さ

1.8m以上

0.5m以上

上部空間

0.5m以上

※頭側0.9mは0.3m以上でOK

子供用就寝設備の寸法

長さ

1.5m以上

0.4m以上

上部空間

0.4m以上

※頭側0.8mは0.3m以上でOK

換算規定と座席兼用

子供用就寝設備の換算

子供用2人分 = 大人用1人分

※大人用1人分以上は必須

就寝設備と座席の兼用

原則:就寝設備は座席と兼用不可

例外:以下の全要件を満たす場合

  • 座面・背もたれが就寝設備として設計
  • 展開時に連続した平面を形成可能

炊事設備の要件

基本要件

調理スペース

0.3m × 0.2m以上

調理機能

コンロ等設置

必要床面積

0.5㎡以上

設置方法

床下配置可

設置方法の詳細
  • • 水タンク、燃料タンク、配線・配管は床下配置可
  • • 専用設置場所がある場合、取り外し可能な構造も可
  • • 洗面台等、調理台・コンロ等、およびこれらの利用場所の床面投影面積の合計

安全性要件

耐熱・耐火性

火気使用箇所は十分な耐熱性・耐火性を確保

換気機能

窓または換気扇等による適切な換気機能

燃料システム要件

LPガス等の燃料タンク

  • • 車室内と隔壁で区切られた設置場所
  • • 車外との十分な通気を確保
  • • 衝突時の損傷を受けにくい位置

燃料配管

  • • 振動による損傷を防ぐ確実な取り付け
  • • 損傷の恐れがある部分は保護カバー

使用性要件

調理台・コンロの設置条件

  • 正対して使用可能
  • 利用者との間に障害物なし
  • 使用時の動線を確保
  • 床面に著しい段差がない
  • 有効高さ1,600mm以上(調理台850mm以下なら1,200mm)

特種な設備の占有面積の取り扱い

浴室・トイレ設備

車室内の他の設備と隔壁により区分された専用の場所に設けられた浴室設備及びトイレ設備の占める面積は、「特種な設備の占有する面積」に加算可能。

二層構造の定義と要件

上層部の最下部と床面との間

全位置で1,200mm以上

上層部の上面と屋根内側との間

  • • 通常時:全位置で1,200mm以上
  • • 就寝設備:500mm以上
    (短辺から長手方向0.9mまでは300mm以上)

車室の拡張と収納場所

車室拡張に関する規定

キャンプ時において車室を拡張させることができる構造で、展開時に規定の有効高さを満足する場合を含む

専用収納場所に該当しない部位

  • • 乗車設備
  • • 構造要件で規定する設備
  • • その他構造要件で規定されていない任意の設備

任意設備と格納式設備

脱着式設備の要件

  • • 走行中の振動で移動しないよう確実に固定
  • • 専用収納場所がある場合、面積加算可能

制限事項

物品積載設備を有していないこと

重要な注意点

• 乗用/貨物自動車用の標準座席は就寝設備要件を満たさない

• つなぎ目に穴・すき間があるものは連続平面要件を満たさない

• 脱着式設備は車両重量に含める

キャンピングカー〈8ナンバー〉構造要件チェックリストをダウンロード
お客様の声

製作者の声

実際にDIYキャンピングカーを製作された方々の体験談をご紹介します。

田中さん

田中 健太さん

会社員・初心者DIYer

"全くの初心者でしたが、詳細なガイドのおかげで理想のキャンピングカーが完成しました。特に電装システムの解説が分かりやすく、安全に作業できました。"

"週末の家族旅行が格段に楽しくなり、子供たちも大喜びです。"

佐藤さん

佐藤 美咲さん

フリーランス・DIY経験者

"DIY経験はありましたが、キャンピングカーは初挑戦。電装システムの配線が心配でしたが、ステップバイステップの説明で安全に完成できました。"

"今では友人に自慢の愛車で、みんなでキャンプに行くのが楽しみです。"

山田さん

山田 雄介さん

エンジニア・ベテランDIYer

"技術的な詳細まで丁寧に解説されており、プロレベルの仕上がりを実現できました。8ナンバー登録も一発で通りました。"

"断熱・防音の効果は抜群で、エアコンの効きも最高です。"

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  • trailfusionai@gmail.com

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